11月の英語November完全ガイド!なぜ9が語源?略称・日付と発音
ビジネス文書の作成や海外とのメール連絡、あるいはスケジュール帳の記入などで「11月」を英語で書く際、スペルや短縮形のピリオドの有無に迷った経験はないでしょうか。11月を表す英語は「November」ですが、なぜ11番目の月であるにもかかわらず、ラテン語で「9」を意味する語根が使われているのかという歴史の真相や、アメリカ式・イギリス式で異なる日付の書き方など、知っておくべき実用知識が多く存在します。
Weblio英会話やECCオンラインレッスン、トライズ(TORAIZ)のENGLISH TIMESなど主要な英語教育現場でも、月の名称表記や日付の書き分けは初心者がつまずきやすい頻出テーマとして解説されています。本記事では、11月の英語スペル・発音のコツから略称(Nov.)の表記ルール、語源に隠された古代ローマ暦の歴史的経緯、実務で役立つ例文まで、徹底的に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:11月の英語スペルは「November」、略称は「Nov.」(またはピリオド無しのNov)。先頭は大文字が鉄則。
- 要点2:語源はラテン語の「novem(9)」。古代ローマ暦で年初が3月だったため、2ヶ月ずれて11月の名称として定着した。
- 要点3:日付表記はアメリカ式(November 15, 2026)とイギリス式(15 November 2026)で順序とカンマの有無が異なる。
【基本情報】11月の英語スペル・略称・発音の完全ガイド
英語学習者やビジネスパーソンが日常的に扱う機会の多い11月の英語スペルは「November」です。まずは、正確な綴り、略称表記の原則、そしてカタカナ英語から脱却するための発音ポイントを整理します。
11月の英語スペルと大文字表記のルール
英語で月名を書く際、最も基本的なルールは文頭・文中を問わず常に先頭を大文字(Capital letter)にするという点です。曜日の英語表記と同様に、月名は固有名詞(Proper Noun)として分類されるため、「november」と小文字で書き始めるのは文法上の誤りとなります。
11月の英語略称(短縮形)とピリオドの付け方
カレンダーのマス目や請求書、スケジューラーなどで使われる11月の英語略称は「Nov.」または「Nov」です。
ここで多くの人が悩むのがNovピリオドの付け方ですが、このピリオドは「省略記号(Abbreviation dot)」としての役割を持っています。正式名称である「November」の後ろ部分を省略していることを明示するために「Nov.」と打つのが伝統的な文法ルールです。ただし、近年は視認性を重視するデジタル媒体やデザイン表記において、ピリオドを省略した「Nov」も広く普及しています。
11月の英語読み方と発音のコツ
11月の英語読み方を国際音声記号(IPA)で表記すると /noʊˈvɛm.bɚ/(アメリカ英語)または /nəʊˈvem.bə/(イギリス英語)となります。カタカナで表すと「ノーヴェンバー」に近い響きですが、自然な11月の英語発音を身につけるには以下の2点がポイントです。
- 「V」の摩擦音を意識する:「b」の破裂音(唇を閉じて弾く音)と混同せず、上の前歯を軽く下唇の内側に当てて隙間から息を出すように「ヴェ(ve)」を発音します。
- 第2音節に強勢(アクセント)を置く:アクセントは「ve」の位置にあります。「ノー・ヴェン・バー」とリズムをつけ、中央を強く高く発音することで、一気にネイティブらしい発音になります。

なぜ11月なのに「9」が語源?古代ローマ暦が明かす歴史の真相
英語の月名を学ぶ中で最大の疑問となるのが、Novemberの語源と由来です。「November」の語幹である「novem」は、古代ラテン語で「9(Nine)」を意味します。なぜ「11番目の月」に「9」を意味する単語が充てられているのでしょうか。そこには11月英語の理由と歴史に関わる劇的な暦の改訂ドラマが存在します。
始まりは3月からスタートしていた「ロムルス暦」
古代ローマ初期に用いられていた「ロムルス暦」(紀元前8世紀頃)では、農作業や軍事行動が活発になる春の「3月(Martius)」が1年の始まり(年初)でした。当時、冬の期間は農作物が育たず軍事遠征も行われないため、暦の上では「名前のない空白の期間」として無視されており、1年は10ヶ月(304日間)しかありませんでした。
このロムルス暦において、3月を第1の月(1月)として順番に数えていくと、次のような配置になります。
- 第1の月(現在の3月):Martius
- 第2の月(現在の4月):Aprilis
- 第3の月(現在の5月):Maius
- 第4の月(現在の6月):Junius
- 第5の月(現在の7月):Quintilis(ラテン語の5)
- 第6の月(現在の8月):Sextilis(ラテン語の6)
- 第7の月(現在の9月):September(ラテン語の7「septem」)
- 第8の月(現在の10月):October(ラテン語の8「octo」)
- 第9の月(現在の11月):November(ラテン語の9「novem」)
- 第10の月(現在の12月):December(ラテン語の10「decem」)
2ヶ月のズレを生み出した「ヌマ暦」と「ユリウス暦」の導入
その後、第2代ローマ王ヌマ・ポンピリウスの時代に、冬の空白期間に「Januarius(現在の1月)」と「Februarius(現在の2月)」が新設されました。さらに紀元前153年、行政上の都合により1年の始まりが「Januarius(1月)」へと変更されたことで、既存の月名が全体として2ヶ月分後ろへ押し出されることになりました。
その結果、名前自体は「9番目の月(November)」のまま、位置だけが「11番目の月」に繰り下がって定着したのです。同様の理由で、7(septem)のSeptemberが9月に、8(octo)のOctoberが10月に、10(decem)のDecemberが12月になっています。
【データ比較】1月〜12月の英語表記・略称・語源一覧と覚え方
英語の12ヶ月を体系的に把握するために、英語の月名一覧と覚え方および各月の英語の月短縮形ルールを比較表にまとめました。語源の背景を知ることで、暗記の負担を大幅に軽減できます。
| 月 | 英語スペル / 略称 | 語源・意味の由来 | 編集部の見解・表記の注意点 |
|---|---|---|---|
| 1月 | January / Jan. | ローマ神話の門と始まりの神「ヤヌス(Janus)」 | 前と後ろの2つの顔を持つ神が由来 |
| 2月 | February / Feb. | ローマの清めの祭り「フェブルア(Februa)」 | 「r」が2回入るスペルミスに注意 |
| 3月 | March / Mar. | ローマ神話の軍神「マルス(Mars)」 | 古代ローマ暦で元々の第1の月 |
| 4月 | April / Apr. | 「開く(aperire)」または愛の女神アフロディーテ | 植物の芽が開く季節を象徴 |
| 5月 | May / May | ギリシャ神話の豊穣の女神「マイア(Maia)」 | 元から3文字のため略称でもピリオドを付けない |
| 6月 | June / Jun.(またはJune) | ローマ神話の結婚と女性の守護神「ユノ(Juno)」 | 文字数が短いため略さず表記されることも多い |
| 7月 | July / Jul.(またはJuly) | 古代ローマの英雄「ユリウス・カエサル(Julius)」 | カエサルの誕生月にちなみ改称 |
| 8月 | August / Aug. | ローマ初代皇帝「アウグストゥス(Augustus)」 | 皇帝の尊称「威厳ある者」が由来 |
| 9月 | September / Sep. (Sept.) | ラテン語の「7(septem)」 | 略称はSep.とSept.の双方が通用 |
| 10月 | October / Oct. | ラテン語の「8(octo)」 | タコ(octopus=8本足)と同語源 |
| 11月 | November / Nov. | ラテン語の「9(novem)」 | 9(novem)+2ヶ月シフト=11月と覚える |
| 12月 | December / Dec. | ラテン語の「10(decem)」 | デシリットル(dL=1/10L)と同語源 |
英語の月短縮形ルールとして押さえておきたいのが、原則として先頭3文字+ピリオドという構造です。ただし、「May」は元の単語自体が3文字のためピリオドを打たず、文字数が短い「June」「July」も省略せずに表記されるケースがあります。

11月の日付・序数表記|アメリカ式とイギリス式の違いと実用例文
実務で英文メールや契約書を作成する際、最もミスが起きやすいのが11月英語日付の書き方と11月英語序数表記です。アメリカ英語とイギリス英語では記載順序や句読点(カンマ)の扱いが異なります。
アメリカ式(Month + Day, Year)の書き方
アメリカ英語では「月 → 日 → 年」の順序で記述します。日にちの後に必ずカンマ(,)を入れるのがルールです。
- 正式表記:November 15, 2026
- 序数を含む表記:November 15th, 2026
- 略称表記:Nov. 15, 2026
- 数字のみのスラッシュ表記:11/15/2026(月/日/年)
イギリス式(Day + Month + Year)の書き方
イギリス英語(およびオーストラリアなど英連邦諸国)では「日 → 月 → 年」の順序で記述します。原則としてカンマは不要です。
- 正式表記:15 November 2026
- 序数を含む表記:15th November 2026
- 略称表記:15 Nov. 2026 / 15 Nov 2026
- 数字のみのスラッシュ表記:15/11/2026(日/月/年)
11月の日付に使われる英語の序数一覧
日付を発音または表記する際に使う序数(Ordinal Numbers)の接尾辞ルールは以下の通りです。
- 11月1日:November 1st(first)
- 11月2日:November 2nd(second)
- 11月3日:November 3rd(third)
- 11月4日〜20日:November 4th〜20th(-th を付与)
- 11月21日:November 21st(twenty-first)
- 11月22日:November 22nd(twenty-second)
- 11月23日:November 23rd(twenty-third)
- 11月24日〜30日:November 24th〜30th(-th を付与 ※11月は30日まで)
そのまま使える!11月の英単語例文まとめ
日常会話やビジネスメールで頻出する11月の英単語例文まとめを紹介します。前置詞は「月のみ」ならin、「特定の日付」ならonを使う点に注目してください。
- We are scheduled to launch the new project in November.
(私たちは11月に新規プロジェクトを立ち上げる予定です。) - The annual board meeting will be held on November 20th.
(年次取締役会は11月20日に開催されます。) - Thanksgiving Day in the United States is celebrated on the fourth Thursday of November.
(アメリカの感謝祭は11月の第4木曜日に祝われます。) - Black Friday falls in late November, marking the start of the holiday shopping season.
(ブラックフライデーは11月下旬にあり、ホリデー商戦の幕開けを告げます。) - The deadline for submission is set for mid-November.
(提出期限は11月中旬に設定されています。)
【実態検証】ビジネスメールや現場で頻発する3大ミスと対策
省略.comや大手英会話スクールの相談窓口に寄せられるユーザーの声や実務現場のデータから、11月の英語表記で日本人が陥りやすい「3大ミス」とその予防策を検証します。
ミス1:小文字で「november」と入力してしまう
チャットツール(SlackやTeams)での素早いやり取りにおいて、小文字のまま「in november」と送ってしまうケースが散見されます。前述の通り英語の月名は固有名詞であるため、フォーマルな文書や顧客宛てメールでは「In November」「in November」と先頭を必ず大文字にする意識を徹底しましょう。
ミス2:ピリオド付き「Nov.」と省略なしが混在する
資料やレポートの表内で、ある行には「Nov.」とピリオドを付け、別の行には「Nov」と書くなど、表記揺れが発生しているケースです。同一文書内では「すべてピリオドあり」または「すべてピリオドなし」のどちらかに統一することが、プロフェッショナルな文書作成の鉄則です。
ミス3:数字スラッシュ表記による日米間の納期トラブル
最も実害が大きいのが、数字のみで日付を表記した際の認識齟齬です。例えば「11/05/2026」と書いた場合:
- アメリカ人:「2026年11月5日」と解釈(月/日/年)
- イギリス人・欧州人:「2026年5月11日」と解釈(日/月/年)
半年の納期ズレという重大インシデントを防ぐためにも、国際的なビジネスコミュニケーションでは「Nov 5, 2026」や「5 Nov 2026」のように、月名を英字で明記するスタイルを採用することが強く推奨されます。
【プロの結論】英語の月名を迷わず使いこなすための判断基準と学習フレームワーク
認知言語学や英語教育の視点から見ると、英語の月名を「ただ12個の単語として丸暗記する」方法は定着率が低く、スペルミスや混乱を引き起こす原因になります。効率的に使いこなすための判断基準は以下の2点に集約されます。
語源の構造化で「9〜12月」を一括インプットする
後半の月(September〜December)はすべて「古代ラテン語の数字+接尾辞(-ber)」という同一の構造を持っています。
- Sept(7)+2=9月(September)
- Oct(8)+2=10月(October)
- Nov(9)+2=11月(November)
- Dec(10)+2=12月(December)
「数字語源の月はすべてプラス2のズレがある」という基本ロジックを1度理解してしまえば、「11月は9(novem)だからNovember」と迷わず導き出せるようになります。
実務における表記スタイルの選択基準
公的文書や履歴書、英文メールを作成する際の最適なフォーマット基準は次の通りです。
- 契約書・正式レター:省略せず正式スペルで記載(例:November 15, 2026)
- 社内メモ・日程表・カレンダー:短縮形を使用(例:Nov. 15 / 15 Nov)
- 多国籍チームとのやり取り:スラッシュ数字表記を避け、月名を英語(Nov)で記載して誤読を防止
【11 月 英語】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「Nov」と「Nov.」はどちらを使うのが正しいですか?ピリオドは絶対に必要?
A1:文法的には省略記号としてのピリオドを付けた「Nov.」がより伝統的でフォーマルな表記です。ただし、アメリカ英語のカジュアルな文書やWebサイトのUI、デザイン性を優先するカレンダーなどではピリオド無しの「Nov」も広く使用されています。ビジネス文書内では表記を統一していればどちらでも問題ありません。
Q2:11月11日や11月30日の英語の序数はどのように書きますか?
A2:11月11日は「November 11th(eleventh)」、11月30日は「November 30th(thirtieth)」となります。1の位が1でも「11日」は「11st」ではなく「11th」となる点に注意してください。1stが付くのは「1日(1st)」「21日(21st)」「31日(31st ※11月は30日まで)」です。
Q3:11月に関連する代表的な英語の季節表現やイベント用語はありますか?
A3:代表的な表現として、晩秋の小春日和を指す「Indian summer」、11月第4木曜日の「Thanksgiving Day(感謝祭)」、その翌日の大規模セールを指す「Black Friday(ブラックフライデー)」、感謝祭翌週月曜日の「Cyber Monday(サイバーマンデー)」などがあります。
まとめ:歴史的背景とルールを押さえて自然な英語表記を身につけよう
11月の英語「November」は、正しいスペル(先頭は大文字)や短縮形「Nov.」の使い分けだけでなく、「なぜ11月なのに9(novem)が語源なのか」という古代ローマ暦の歴史を知ることで、記憶に深く定着します。
実務においては、アメリカ式(November 15, 2026)とイギリス式(15 November 2026)の順序の違いを押さえ、数字だけのスラッシュ表記による日時の誤認を防ぐことがプロフェッショナルの基本です。本記事で解説したルールや例文を活用し、正確で洗練された英語コミュニケーションを実践してください。 (出典: 11 月 英語(Yahoo!ニュース))